[2019.3.20] 《四季》星谷丈生 作品集/現代日本の作曲家シリーズ

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星谷丈生
1. 四季 -ピアノのための-(2016)
2. 72の断片によるシンフォニア(2017/2018改訂)
3. フルート、チェロ、ポルタティーフオルガン、キーボードのための音楽
 (2014/2018改訂)


榑谷静香 ピアノ(1,2)
多久潤一朗 フルート(2,3)
多井智紀 チェロ(2,3)
萩森英明 ポルタティーフオルガン(3)
石川星太郎 電子キーボード&指揮(3)


制作:現代作品CD刊行委員会 助成:野村財団
FOCD2584 定価:2,427円+税


CD"現代日本の作曲家"シリーズは、創作活動の成果である、作品の記録を系統的・持続的に行う必要を満たすべく、1992年度上期より現在まで刊行を続けています。
その第54集は、学生時代より同世代の音楽家とともにアンサンブルを結成し、現在も自身の創作に加え、国内外の様々な作品の紹介を行う<行動する>作曲家 星谷丈生の作品集成です。


星谷丈生は、多久潤一朗、多井智紀など、日本の現代音楽シーンを支える奏者を擁する演奏団体:アンサンブル・ボワの発起人であり、創作者としても、日本の中堅世代の充実を支える作曲家の一人として、木下正道、渡辺俊哉、徳永崇らと手を携え、優れた活動を継続しています。星谷は「音楽は、言葉で説明できない何かを表現し得る一つの手段である」という認識に立ちながらも、説明できない中にあっても「実際には(比較的)説明しやすいことと、説明しづらいことが含まれている」と精査の必要を語ります。このことは、星谷がアンサンブルの演奏家たちと濃密な協働を繰り返す中で、音楽におけるコミュニケーションの在り方に拘ってきた証左です。その協働は、チェリストである多井が星谷作品の演奏のために微分音ポジティフオルガンを自作するほどに深く、コミュニケーションにおける探求は、星谷をして伝統的な五線譜でも図形楽譜でもない、新たな確定的な記譜の在り方を編み出させるほどのものです。収録作品は、そうした協働と探求の結果が余さず示されるものとなりました。


●星谷丈生(ほしや・たけお)
1979年東京生まれ。福井市在住。作曲を近藤譲、池田悟、佐藤眞の各氏に師事。学生時代より同世代の音楽家とともにEnsemble Boisを結成し、自身の創作に加え国内外の様々な作品の紹介を行う。
主な活動として2005年アンサンブル・ノマド英国公演に参加、2007年サルヴァトーレ・マルティラーノ賞第1位、2010年武生国際音楽祭招待作曲家、2011年ロワイヨモンセミナー(フランス)、2013年テグ国際音楽祭招待作曲家、2014年カフェ・ブダペスト(ハンガリー)、日加現代音楽交換プロジェクトなどに参加している。Ensemble Contemporaryα及び作曲家グループPathメンバー。2010年よりチェリストの多井智紀とともに企画団体「時の形プロジェクト」を開始。また2016年より菊地秀夫氏とともに企画団体「OFFICEでく」を結成し、室内楽を中心とする様々な企画を行っている。