New![2018.11.7] 尾高忠明 大阪フィル/ブルックナー 交響曲 第8番

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ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 〈ハース版〉


尾高忠明 指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団


録音:2018年4月7・8日 フェスティバルホール ライヴ録音
FOCD9795/6[2CD] 定価:3,500円+税


尾高忠明が大阪フィルハーモニー交響楽団の第三代音楽監督就任し、4月に行われた披露公演での記念すべきライヴ録音です。
就任披露にあたり、公演で選ばれた作品はブルックナーの交響曲 第8番。
言うまでもなく、ブルックナーは大阪フィルと朝比奈隆の重要なレパートリーで、彼は「第8番」を生涯に35回指揮し、そのうち22回が大阪フィルでの演奏でした。
朝比奈亡きあと、大阪フィルで同曲を指揮したのは大植英次、井上道義のみ。いずれも<音楽監督>、<首席指揮者>在任中で、大阪フィルにとって《シェフ》のみが演奏できる特別な作品なのです。
尾高にとってもブルックナーは特別な存在です。早逝した父・尚忠の影響により10代前半からこの作曲家に傾倒し、大学在学中のN響指揮研究員時代に、マタチッチの代役でリハーサルを指揮して以来演奏を重ね、大阪フィルとは「7・9番」を共演しました。
就任初定期でこの【勝負曲】を選ぶところに、第三代音楽監督としての尾高の決意と覚悟、そして意気込みの大きさがうかがえるとともに、これは必然の結果であったと申せましょう。
多くの聴衆を湛え、4月7・8日におこなわれた大阪フィル第547回定期演奏会。重厚かつ透明感を失わない格調高い響き、冒頭から終曲までの揺るぎない流れ、そしてコーダにおける、各楽章の主要主題同時奏楽の屹立した共鳴は、万雷の拍手をもって迎えられました。CDからも聞き取れる演奏後の聴衆の熱狂に、尾高/大阪フィルの洋々たる新時代を感じずにはいられません。
「ライヴ・レコーディング」のひとつの理想が、ここにあります。