江崎浩司:
ヴォイス・フルート、アルト・リコーダー(第6番)、ソプラノ・リコーダー(第3、10番)、バロック・オーボエ(第5番)、バロック・ファゴット(第8番)
福沢宏:ヴィオラ・ダ・ガンバ*
伊藤一人:チェンバロ
テレマン:
ソナタ 第6番 ハ長調 (原曲:ト長調)TWV41 G4*
ソナタ 第3番 ホ短調 TWV41 e2*
ソナタ 第2番 イ長調 TWV41 A3*
ソナタ 第5番 イ短調 TWV41 a2*
ソナタ 第10番 変ロ長調 TWV41 B5*
ソナタ 第8番 ホ短調 (原曲:ハ短調) TWV41 C3
テレマンが譜面によって「範を示した」装飾のラインまで、まるで自らの即興であるかのごとく、生き生きと新鮮な語り口で聴かせ通す。バロックの巨匠が残した演目を古典落語の名人芸さながらに再現して見せる。何と言う耳の悦楽! ― 木幡一誠
確かな技術と自由な発想で聴くものを魅了してきた、江崎浩司のテレマン作品集第2弾です。
前作「12のメトーディッシェ・ゾナーテンvol.1」と合わせることによって、この曲集の全曲が揃います。
様々な地域、あらゆるジャンルで人気を誇ったテレマンは、当時のヨーロッパを席捲する人気作曲家でした。この曲集は装飾音の学習の為という名目で編纂されたものですが、テレマンは自らの芸術的、技術的エッセンスを当曲集に集約し、その結果聴き手や演奏者を飽きさせないバラエティーに富んだ曲想になっています。
江崎は本作でリコーダー各種とバロック・オーボエに加え、バロック・ファゴットまでも駆使!共演者の好演と合わせ、江崎ならではの多彩な表現で、本曲集の魅力を余すところなく聴き手に届けてくれます。
2013年7月9-12日、30-31日 相模湖交流センター
FOCD9627 定価 2,700円+税
ぜひコンプリート下さい!