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SPECIAL

New! レコード芸術7月号準特選盤

「レコード芸術」誌 7月号において、以下のタイトルが準特選盤に選ばれました。

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シンフォニック・ダンス 宮川彬良/大阪市音楽団

FOCD9461.jpg [ WEBで購入 ]


宮川彬良:生業(ナリワイ)【世界初演】
宮川彬良:吹奏楽のためのソナタ「ブラック・ジャック」
レナード・バーンスタイン(ポール・ラヴェンダー編曲):
   ミュージカル「ウエスト・サイド物語」から シンフォニック・ダンス
ウィリアム・C. ハンディ(ジェリー・グレイ編曲/ペリー・バーゲット補作):
   セントルイス・ブルース・マーチ
宮川彬良:マツケンサンバII
宮川彬良:YARAMAIKA行進曲

宮川彬良 指揮 大阪市音楽団

2009年11月13日 ザ・シンフォニーホール ライヴ録音
FOCD9461 定価¥2,800(税抜価格¥2,667)


「クインテット」や「どれみふぁワンダーランド」などテレビでお馴染みの宮川彬良。その音楽的興味はあらゆるジャンルに及びます。
大阪市音との出会いは、1997年の「なみはや国体」のためにマーチを作曲したことから始まります。
初演となる「生業」を含む自作曲に、バーンスタインのシンフォニック・ダンスなどの名曲を交えた構成です。いずれも躍動感が感じられる演奏で、宮川の感性と市音の高い技術が垣間見られ、そして何より遊び心が溢れています。一世を風靡したマツケンサンバⅡの吹奏楽自作自演版にも注目ください。

エクセレントクライオ処理盤登場!

フォンテックでは、株式会社サウンドクォリティーアイ(SQI)とのコラボレーションにより、エクセレントクライオ処理されたCD10タイトルを限定発売します。


エクセレントクライオ処理とは?

exc.jpg

超サブゼロ処理に造詣の深い国内有数の熱処理専門会社とSQIが、「サウンドクォリティーの向上」を目的に共同技術開発を行った、エクセレントクライオ処理(EXC)。
冷却行程(部材の熱を取り除く行程)、沈静行程(原子の移動を行わせる行程)、除冷行程(極低温状態から常温に戻す行程)の検証や温度帯域の研究、及び温度管理技術の研鑽の結果、透明度、解像度、臨場感が群を抜いた、良質なサウンドを獲得することに成功しました。
-SQIの技術解説より-

良質なEXC処理の効果をより気軽にお試しいただけるよう、フォンテック音源の中から10タイトルを厳選、EXC処理を施しました。
技術的な詳細につきましては、SQIホームページをご参照ください。

sqi.jpg


商品ラインナップ

[SACD Hybrid] 岡崎慶輔・伊藤 恵/クロイツェル&フランク(税込¥3,800)
[SACD Hybrid] 小森邦彦/Marimbist.(税込¥4,000)
[SACD Hybrid] 益田正洋/レニャーニ:36のカプリス Op.20(税込¥4,000)
[CD] 鈴木大介/武満 徹ギター作品集成(税込¥2,500)
[CD] 朝比奈 隆=N響/ブルックナー:交響曲 第9番(税込¥3,500)
[CD] ベルリン・フィル 8人のホルン奏者たち/オペラ!(税込¥3,800)
[CD] フランソワ・ルルー/ソロ・オーボエ(税込¥3,500)
[CD] 生月壱部かくれキリシタンのゴショウ(おらしょ)(税込¥4,000)
[CD] ハイパー室町歌謡組曲 BASARASARA(税込¥4,000)
[CD] グレゴリオ聖歌 レクイエム(税込¥3,100)


ご注文方法

1. 電話、FAX、メールのいずれかでご注文ください。
 ※弊社サイト上「ONLINE CATALOG」からはご注文頂けません※
   電話:03-3393-0183 FAX:03-3393-3481
   メール:info@fontec.co.jp

2. 在庫状況を確認の後、お振込用紙をお送りいたします。
 ※金額は、商品税込価格+送料¥80となります※
 ※完全限定生産のため、在庫切れとなる場合がございます※

3. お振込を確認次第、商品を発送いたします。

レコード芸術6月号特選盤

「レコード芸術」誌 6月号において、以下の2タイトルが特選盤に選ばれました。

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伊藤 恵/シューベルト ピアノ作品集 3 [SACD Hybrid]

FOCD9462.jpg [ WEBで購入 ]

フランツ・シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D784, Op.143
楽興の時 D780, Op.94
3つのピアノ曲 D946

伊藤 恵 ピアノ

2009年12月21・22・24日 神戸新聞松方ホール
FOCD9462 定価¥2,800(税抜価格¥2,667)

歌曲作曲家としてのみの認識からシューベルトを解放したシューマン。そのシューマンの全ピアノ作品を録音した伊藤 恵による「シューベルト ピアノ作品集」。
第3弾は名作「楽興の時」を核に、中期のソナタ、そして最晩年の小品集を収録。
「3つのピアノ曲」は作曲者の死後忘れられていた作品ですが、ブラームスの校訂により1868年に出版されました。
シューベルト-シューマン-ブラームス、ロマン派音楽を貫く精神を、伊藤は慧眼をもって俯瞰します。

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七つの封印を有する書/アルミンク 新日本フィル

FOCD9458.jpg [ WEBで購入 ]

フランツ・シュミット:七つの封印を有する書

クリスティアン・アルミンク 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
ヘルベルト・リッペルト<ヨハネ> テノール
増田のり子 ソプラノ 加納悦子 アルト 吉田浩之 テノール クルト・リドル バス
室住素子 オルガン 栗友会合唱団 栗山文昭 合唱指揮

2009年7月10・11日 すみだトリフォニーホール
FOCD9458/9 定価¥3,500(税抜価格¥3,333)

1874年にウィーン近郊のブラティスラヴァに生まれ、多彩な作品群を残したフランツ・シュミット。晩年の傑作「七つの封印を有する書」は、<ヨハネの黙示録>を題材にしたオラトリオです。
この作品は1938年に初演されて以来、ウィーン文化圏では演奏され続けています。近年はアーノンクール/ウィーン・フィルがとりあげており、ウィーン出身 次世代の星アルミンクがその伝統を引き継ぎます。
アルミンクが新日本フィル音楽監督に就任してから7年、最良の結果のひとつがここにあります。

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[ レコード芸術6月号広告 ] [バンドジャーナル7月号広告]

CD印刷物の誤記について

平素より格別のご厚誼を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、2010年1月21日発売「On the Mall -木陰の散歩道- ベスト オブ マーチ/陸上自衛隊中央音楽隊」(FOCD9453)付属の印刷物(ブックレットおよびバックインレイカード)につきまして、トラック8の作・編曲者の表記に誤りがございました。


誤:
[8] ガストン・ルイ・ガンヌ(松本秀喜編)
ロレーヌ行進曲
G.L.Ganne (arr.Hideki Matsumoto): Marche Lorraine

正:
[8] ガストン・ルイ・ガンヌ
ロレーヌ行進曲
G.L.Ganne: Marche Lorraine

※本録音では、松本秀喜氏による編曲ではなく、ガンヌのオリジナルスコアを使用しております。
※解説 5ページにも松本秀喜氏の編曲である旨の記述がありますが、これも誤りです。


既に本商品をご購入のお客様におかれましては、大変お手数ではございますが、下記住所まで着払いにてお送り下さい。
(印刷物のみ、あるいは商品ごと、いずれでも結構です)
追って訂正済みの良品をご返送申し上げます。

お客様には多大なるご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありません。
何卒宜しくお願い申し上げます。


株式会社フォンテック 市販グループ
167-0051 東京都杉並区荻窪5-22-5
tel: 03-3393-0183 fax: 03-3393-3481
e-mail: info@fontec.co.jp

NHKコンクールCD 誤表記に関するお知らせとお詫び

NHKCD「第76回NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール」
(小学校の部・高等学校の部)
バックカード誤表記に関するお知らせとお詫び


平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、弊社12月21日発売「NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール(小学校の部・高等学校の部)」CD(EFCD25250・EFCD25253/4)のバックカードの一部表記に誤りが見つかりました。
正しい表記は下記の通りです。当該商品をお買い上げのお客様はじめ関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます。

 三重大学教育学部附属小学校(EFCD25250収録)
  課題曲および自由曲指揮者の誤表記
   誤 指揮:池山 直子(自)、長谷 基弘(課)
   正 指揮:池山 直子(課)、長谷 基弘(自)

 岐阜県立岐阜高等学校(EFCD25253/4収録)
  課題曲および自由曲ピアノ奏者の誤表記
   誤 ピアノ:渡邊 啓太郎(自)、林 岐(課)
   正 ピアノ:渡邊 啓太郎(課)、林 岐(自)

現在、バックカードの交換作業を行っておりますが、既に当該商品をお買い上げのお客様におかれましては、差換え用のバックカードをお送りさせていただきますので、大変お手数ですが弊社までご連絡いただきますよう宜しくお願い申し上げます。


2009年12月21日
株式会社 フォンテック
代表取締役社長 吉村澄男


【本件に関する弊社お問い合わせ窓口】
TEL: 03-3393-0183
受付時間:午前9時半~午後6時半(土日祝日は除く)

國松竜次インストア・イベント@JEUGIA三条本店

さる9月19日、京都JEUGIA三条本店3Fクラシックフロアにて、ギタリスト國松竜次のインストア・イベントが行われました。

kunimatsu1.jpg
秋の「シルバーウィーク」初日にもかかわらず、たくさんのお客様にご来場頂き、JEUGIA三条本店クラシック担当 中川氏の絶妙な司会もあって、会場はおおいに盛り上がりました。

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制作担当者も交え、ホールの客席を少しずつ出し入れして会場の響きを調整したことなど、レコーディングのこぼれ話を。

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國松は最新CD「フランシスコ・タレガ作品集」の中から数曲を演奏。熱のこもった演奏に、最後まで集中して聴き入るお客様。
イベント終了後のサイン会も大盛況でした。

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(左よりJEUGIA近藤氏、國松、中川氏)

CD印刷物・レーベル面の誤記について

いつも格別のご厚誼を賜り、誠に有り難うございます。

この度、2008年12月21日発売CD「崔 文洙/ヴァイオリン芸術の深邃」(FOCD9405/6)の印刷物およびレーベル面に誤記のあることが判明致しました。


誤:
Munsu Choi Violon Recital

正:
Munsu Choi Violin Recital


既に該当商品をご購入のお客様におかれましては、大変お手数ではございますが、下記住所まで着払いにてお送り下さい。
追って良品をご返送致します。

お客様には多大なるご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありません。
何卒宜しくお願い申し上げます。


株式会社フォンテック 市販グループ
167-0051 東京都杉並区荻窪5-22-5
tel: 03-3393-0183 fax: 03-3393-3481
e-mail: info@fontec.co.jp

<訃報> ジャン・フルネ氏 逝去

fournet.jpg.jpg
指揮者 ジャン・フルネ氏が、11月3日逝去されました。95歳でした。

フランス音楽のスペシャリストとして、70年以上に渡り世界各地で指揮台に立ち続けたフルネ氏。
日本を愛した彼は、1958年の初来日以来フランス音楽の神髄を伝道し、聴衆を魅了し続けました。特に約30年に渡り親密な関係を続けた東京都交響楽団とは、2005年に同団を指揮して引退するまでに奇跡的な名演を数多く残しました。

<フランス音楽の偉大なる守護者>に改めて敬意を表すとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

岡崎慶輔 インタビュー動画配信中!

9月21日にCD「クロイツェル&フランク」(FOCD9373)をリリースしたヴァイオリニスト岡崎慶輔。
さる9月3日、東京・紀尾井ホールでのリサイタル前に行われたインタビューの模様を、ダイジェストでお送り致します。


岡崎慶輔 インタビュー動画(12分34秒)

聞き手:吉田純子(朝日新聞東京本社)
撮影協力:紀尾井ホール


※再生にはWindows Media Playerが必要です※

細川俊夫 サントリー音楽賞を受賞

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第39回(2007年度)サントリー音楽賞を作曲家 細川俊夫が受賞しました。


さる7月2日に授賞式がおこなわれ、来年開催される「作曲家の個展」で、オペラ『班女』(エクサンプロヴァンス音楽祭2004委嘱作品)が日本初演されることが発表されました。
hosokawa2.JPG


贈賞理由の要旨は以下です。
<細川俊夫氏の音楽活動は、主に以下の2つの点において「わが国の洋楽文化の発展にもっとも功績のあった個人」としてふさわしいものである。
まず第一に作曲家として、世界の最前線で活躍している点。そして第二に、国内の音楽祭の企画に関わる中で、日本の若手音楽家(特に作曲家)を強力に支援してきた点。現在、華々しい活躍を遂げている細川俊夫の存在は日本とヨーロッパを「現代音楽」という場を通じて積極的に媒介するものであり、その成果と功績は計り知れない。>

高橋悠治<病院ライヴ>@東京医療センター

takahashi1.JPG
さる6月27日 高橋悠治が、入院の経験がある国立病院機構 東京医療センターで<病院ライヴ>をおこないました。


演奏に先立って「2回入院、現在は通院ですんでいる」と自身の<病院歴>を披露し、待合ロビー備品のピアノで、バッハ、モーツァルト、シューベルト、モンポウ、ジョビンの作品を約1時間演奏。平日の16時開始でしたが、患者、医師のみならず、噂を聞いて駆けつけたファンなど、100人におよぶ聴衆を魅了しました。
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終演後、「病に苦しむ方に、不老不死の薬のような演奏をしてくださいました」と病院側からの感謝状を授与されました。
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同病院には演奏歴をもつ医師たちによる音楽部があり、会議室などでコンサートを定期的におこなっていて、高橋自身から演奏を提案し実現の運びとなりました。
高橋悠治の幅広い活動に、新たな足跡が刻まれます。

商品印刷物の誤表記について

平素より格別のご厚誼を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、2008年5月20日発売「にほんのうた/澤畑恵美」(FOCD9356)付属の印刷物につきまして、録音データの表記に一部誤りがございました。

誤:
Recording Dates : 22-24 August, 2008

正:
Recording Dates : 22-24 August, 2007

お詫びして訂正申し上げます。

インターネット音楽配信スタート!

フォンテックでは、4月2日(水)よりインターネットでの音楽配信を開始しました。

第1弾は、ピアニスト伊藤 恵による「シューマニアーナ」シリーズ。
これを皮切りに今後、クラシック・吹奏楽・合唱・現代音楽から教材に至るまで、フォンテックの主要カタログを順次配信していく予定です。


配信楽曲は、下記の販売サイトでダウンロード購入できます。キーワード検索等をご利用下さい。
購入および支払の方法などは各サイトのインフォメーションをご確認下さい。

iTunes.gif  iTunes Store
mora.gif mora
mora%20win.gif mora win
musico.gif Music Ocean
MySound.gif MySound
napster.gif   napster
olio%20music.gif olio music
OnGen.gif OnGen
%E6%A5%BD%E5%A4%A9.gif 楽天ミュージックダウンロード


ケータイ「着うたフル(R)」・「着うた(R)」でも配信中!
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「レコード芸術」誌広告 発売日誤記について

「レコード芸術」誌(音楽之友社)4月号の弊社広告にて、CD発売日の誤記がありました。
同ページ掲載商品の、

「フルネ/都響 30年の軌跡-奇跡の名演集成 01~03」(FOCD9350~2)
「山下一史 仙台フィル」(FOCD9357)
「藤田正典作品集『いにしえの空から…』」(FOCD2564)

はいずれも3月21日発売となっております。
お詫びして訂正申し上げます。

商品印刷物の誤表記について

いつも格別のご厚誼を賜り、誠に有り難うございます。

2007年12月21日発売「益田正洋/セゴビアへのオマージュ~没後20年に寄せて~」(FOCD9336)の収録曲「2つの無言歌」(F.メンデルスゾーン作曲)について、付属印刷物の曲順表記に誤りがございました。


誤:
12. ヴェニスの舟歌-Venezianishes Gondellied Op.19-6 [2:21]
13. なぐさめ-Consolation Op.30-3 [3:05]

正:
12. なぐさめ-Consolation Op.30-3 [2:21]
13. ヴェニスの舟歌-Venezianishes Gondellied Op.19-6 [3:05]


表記の誤った商品をお買い求めいただきましたお客様におかれましては、大変お手数ですが、下記連絡先までご一報ください。訂正いたしました印刷物を発送いたします。


連絡先:
株式会社フォンテック 市販グループ
tel: 03-3393-0183 fax: 03-3393-3481
e-mail: info@fontec.co.jp


お客様には多大なるご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません。
何卒宜しくお願い申し上げます。

伊藤 恵「シューマニアーナ」シリーズ 完結記念記者会見

FOCD9318.jpgFOCD9319.jpg
-伊藤 恵 シューマニアーナ 最終作12&13-
両タイトルお買上の方にもれなく、伊藤 恵の演奏・語りを収録した
DVD-Video「シューマニアーナ20年の道」をプレゼント!


去る9月18日、伊藤 恵「シューマニアーナ」シリーズの完結を記念し、東京 銀座の三笠会館にて記者会見が行われました。

シリーズの録音開始は1987年。当初は10年程度で完成するだろうと漠然と思い描いていたものが、自身の作品に対する要求が高まっていった結果、20年もの歳月を要してしまった、と語る伊藤。「こんなに嬉しいことはありません。よく終えることができたものだと思います」とその感慨を吐露しました。

初めてシューマン作品に触れた5歳時のエピソードや、有賀和子、ハンス・ライグラフ両恩師との思い出なども披露。「シューマンはいつも私のそばにあった」と、特別な優しさをたたえた作品を綴り続けた作曲家への深い思いを語りました。

また会見には、シリーズ開始から完結まで一貫して伊藤を支えてきた、プロデューサーの松田 朗(フォンテック)、調律師の川真田豊文(スタインウェイ・ジャパン)両氏も同席。「シリーズは、このチームの成長の記録」と、苦楽を共にしたスタッフへの感謝の言葉を繰り返し口にしていました。

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写真左から松田 朗、伊藤 恵、川真田豊文の各氏

シューマニアーナ完結 ~ようこそ伊藤恵発、シューマン・ワールドへ

Approaching Kei ITOH -伊藤 恵 インタビュー


-「シューマニアーナ」が20年かけて完結しました。いまの感想は?

やっぱり嬉しい、ホントに嬉しいです。よく続けられたなとも思いますし、続けさせてさせて下さったすべての方に感謝しています。支えて下さった方たちがいらっしゃらなかったら絶対に出来なかったことです。はじめは、10年くらいで出来ると思っていました。でも、次第に作品に対する責任が増していき、完成度の要求も自分の中で高くなり、正直、その重さに足取りも重くなっていってしまったんですね。


-「クライスレリアーナ」から録音を始められていますが、収録の順番はどうやって決めたのですか。

「クライスレリアーナ」は、記念碑的な、思い出の曲です。自分がシューマン作品の中で最も感動した曲で、恩師ライグラフ先生が最も力を入れて教えて下さった曲です。それをきっかけに、「シューマン弾きになってはどうか」と先生に言われました。レコーディングの曲順は、最初から先生には1枚1枚計算して決めた方がいいと言われましたが、その都度「今、この曲が弾きたい!」と思った曲を録音していった感じです。


-シューマンの音楽の魅力とは?

ベートーヴェンのように、「全ての人と喜びを分かち合おう」という方向ではないですね。貴族中心の社会から、個人の感情の発露が大切にされるロマン派の時代になった。個人の感情というものが、芸術と結びついた時代、「自分の大切な人へ贈る音楽」というものが成り立つ時代に、生まれてくるべく生まれてきた人だったんでしょうね、シューマンは。同時代に、ショパン、リストもいますが、リストは万人のための音楽という感じがするのに対して、シューマンは、クララに対する思いが根源、エネルギーになっている特殊な作曲家ですよね。
彼は、評論の中で「芸術家の使命は、人の心に光を送ること」と書いている。自分の作品を聴いて、人が闇に落ちるのは耐えられなかったんだと思う。なぜかというと、シューマンは「光の音楽」を書きたかった。この「光」というのは大切なキーワードなんですが。
シューマンは、ピアノ作品を作っている時、クララに会えなかった。つまり、そこにいない人のために伝える音楽。でも、演奏家はその場にいる聴衆に伝えるために弾く…。
私にとっては、(そこにいない人というのは)とっても親しくて亡くなってしまった人、会うことができない人のことなんです。その場で音楽を共有している、聴衆の側も、もう会えない人のことを思いだしたりする。ということは、聴くことも弾くことも全く同じだということです。


-「シューマニアーナ」、あるいは、シューマンを続けてきた中で、演奏が変化していったと実感していますか?

変化しました。そのとき感じたこと、CDはその時その時の記録です。録音開始から20年の演奏活動のなかで、シューマンを通してやったからこそ、シューマンが高みに「おいで」と呼んでくれた気がします。1枚ずつ、高みに登っていければよかったんだけど、谷もあるわけで、その谷の時に「私は、まだまだ未熟なんだな」と足取りが重くなってしまったというのが、嘘のない、正直なところです。


-ご自分の演奏の理想とは?

内面的でとても深く、そして音楽的で、音でしか表現できないような…人の心の奥底に届くような音を出せるような演奏家になりたい。そして人が聴いて幸福になるような音楽をやりたいと、ずっと思っています。作曲家の純粋な内面の世界を飽くまでも、温かい気持ちで、それからひとつひとつの音に心をこめてただ淡々と弾く、ということを目指しています。


-シリーズ終了にあたってひとこと

以前、雑誌の取材でシューマンゆかりの町を巡る旅をしました。また彼の地に赴き、20年の歳月について偉大な作曲家へ報告をしたいと考えています。


itou.jpgphoto: 武藤章
伊藤 恵 profile
幼少より有賀和子氏に師事。桐朋学園高校を卒業後、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ハノーファー国立音楽大学卒業。名教師ハンス・ライグラフ氏に師事。
1979年エピナール国際コンクール第1位、1980年J.S.バッハ国際音楽コンクール第2位、クルト・ライマーコンクール第1位、1981年ロン=ティボー国際音楽コンクール第3位及び特別賞と数々のコンクールに入賞。1983年第32回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ部門で日本人として初の優勝。
内外の主要なオーケストラと協演を重ねている。
1987年からシューマンの作品を収めたアルバム、「シューマニアーナ」の録音にかかり、2007年「シューマニアーナ 13」をもって全曲録音を完成する。
1993年日本ショパン協会賞、1994年横浜市文化賞奨励賞受賞。
2003年より東京藝術大学准教授。

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