[2016.9.7]足立智美/貧富の差はどこから来るのか

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ほとんど編曲された第三番 (2014)
太田真紀 ソプラノ 山田岳 ギター ユケーイルン・オコナー 助演
貧富の差はどこから来るのか (2015)
足立智美 パイプオルガン、おもちゃのキーボード、コンピュータ
おすてろこむさ (2006) 足立智美 声
あなた5 (2001) 足立智美 声
詩篇 (2012) 足立智美 声
ぬぇ (2016) 演奏者多数
古代中国の実験音楽 ~楽経から~ 第一番+第二番 (2014)
東京現音計画
耳を閉じてください (2016)
FOCD2581
定価¥2,427+税
助成:野村財団
「日本レコード界の鴨長明」とも評されるフォンテックが四半世紀に渡って継続する「現代日本の作曲家」。シリーズ第51集の登場です!
早稲田大学文学部哲学科在学中の1993年より活動を始めた足立智美は、作曲、即興演奏、パフォーマンス、現代音楽作品の演奏、自作楽器の制作など、幅広い領域で活動しています。作曲家としては、小杉武久や刀根康尚らの「グループ音楽」など、いわゆるポスト・ケージ的実験音楽の系譜に連なる足立ですが、ヴィデオや写真による活動もおこない、その映像作品がヨーロッパのいくつかの映画祭で上演されるなど、ダンス・美術・映像といった隣接領域の芸術家との横断的な共同作業でも知られています。その作品は、技法やスタイルの流行を超え、多彩で個的で奇矯であることを恐れずに「特異であることが普遍につながる」道を探そうとする姿勢に貫かれた「現代の音楽」として、ジャンルを超えた、静かな、熱い注目を集めています。
「このCDには私が比較的近年作った、なんらかの形で記譜された、音を主要な要素とする、作品が収められている。つまりここには私の活動の大きな部分を占める、即興演奏や、ヴィデオや身振りを本質的な要素とする音楽作品は入っていない。また過度に「記譜」の概念を拡張した、自作楽器の録音も入れなかった。逆に、以上の要件を満たしていれば、必ずしも音楽と区分される必要のないものも収録されている。自作楽器による音楽は《記譜法としての境界面》(naya records)、1990年代後半から2000年代のはじめにかけて大量に作曲した訓練されてない声のための作品は《Adachi Tomomi Royal Chorus Yo》(Tzadik)に収録されているのでそちらも聴いて欲しい。
わたしがこのCDと、ここに収められてる作品でやろうとしたのは、ときにはその範疇を超えながらも、作曲という行為の意味をCDという(おそらくその役割を終えようとしている)媒体を通して考えるということ以外の何物でもない。」(足立智美)
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