2012年8月アーカイブ

[2012.8.8] 益田正洋 カタルーニャ

FOCD9563.jpg [ WEBで購入 ]


E.グラナドス:スペイン舞曲 第8番 「サルダーナ」(益田正洋 編)
F.モンポウ:歌と踊り 第6番・第10番(藤井眞吾 編)
F.モレノ=トローバ:メノルカ島のボレロ
M.リョベート編:カタルーニャ民謡集
 哀歌、商人の娘、アメリアの遺言、盗賊の歌、うぐいす、王子、あと取りのリエラ、先生、
 クリスマスの夜-凍った12月-、糸を紡ぐ娘、羊飼いの娘、レリダの囚人、聖母の御子
N.イエペス編:カニグーの山(「2つのカタルーニャ民謡」より)
G.カサド:サルダーナ・キジアーナ、カタルーニャの伝説、レオナルドの歌
I.アルベニス:
 カタルーニャ [コランダ](「スペイン組曲第1集Op.47」より M.バルエコ 編)、
 カタルーニャ奇想曲(組曲「スペインOp.165」より 尾尻雅弘 編)


益田正洋(ギター)


2012年3月12-14日 秩父ミューズパーク音楽堂
FOCD9563 定価2,520円(税抜価格2,400円)


昨年、若干33歳にしてデビュー20周年を迎えた日本を代表するギタリストの一人、益田正洋。確かなテクニックと類まれな表現力によって奏でられるその"音楽"は、聴く者を感動の渦へと誘います。
前作「iスペイン!」(FOCD9506)に引き続き益田が取り組むのは、スペイン音楽。今作ではその中でもカタルーニャ地方にちなんだ珠玉の名曲の数々を収録しています。
カタルーニャの哀しみを帯びた空気を想起させるその音色は、ギタリスト・益田正洋の新たな一面を示します。益田本人の編曲によるアルベニス「スペイン舞曲第8番」、本年(2012年)没後25年を迎えたモンポウ「歌と踊り6&10番」、タレガの高弟にして名ギタリスト、リョベート編曲による「カタルーニャ民謡集」など、全篇に渡って聴きどころ満載のアルバムです。


「益田正洋が編むプログラムは、つねに興味深い。たまたま手がけた曲目を漫然と並べて弾くようなことは彼はけっしてせず、つねにひとつのテーマを設けて、周到にプログラムを練り上げる。筋の通ったプログラミングなので、聴き手たちも一定のテーマに関する明確なイメージを描くことができ、まとまった知識を得ることで心を豊かにできる。更に、どのような曲を手がけてもつねに的確にその性格と真価とを表現し、鮮明に彩ってみせる彼のギター演奏から、人びとは、プログラムのねらいを観念的にではなく情緒的に受け取る。すなわち、知識は、感動によって潤され、真に忘れ難いものとなるのである。」
(濱田滋郎 ライナーノートより)

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荒城の月(土井晩翠:詩・滝廉太郎:曲)
箱根八里(鳥居 忱:詩・滝廉太郎:曲)
からたちの花(北原白秋:詩・山田耕筰:曲)
中国地方の子守歌(日本民謡・山田耕筰:曲)
城ケ島の雨(北原白秋:詩・梁田 貞:曲)
椰子の実(島崎藤村:詩・大中寅二:曲)
浜辺の歌(林 古渓:詩・成田為三:曲)
お菓子と娘(西条八十:詩・橋本国彦:曲)
ちんちん千鳥(北原白秋:詩・近衛秀麿:曲)
叱られて(清水かつら:詩・弘田龍太郎:曲)
カチューシャの唄(島村抱月・相馬御風:詩・中山晋平:曲)
野の羊(大木惇夫:詩・服部 正:曲)
早春賦(吉丸一昌:詩・中田 章:曲)
鉾をおさめて(時雨音羽:詩・中山晋平:曲)
ペチカ(北原白秋:詩・山田耕筰:曲)
曼珠沙華(北原白秋:詩・山田耕筰:曲)
待ちぼうけ(北原白秋:詩・山田耕筰:曲)
かやの木山の(北原白秋:詩・山田耕筰:曲)
ゴンドラの唄(吉井 勇:詩・中山晋平:曲)
この道(北原白秋:詩・山田耕筰:曲)
死んだ男の残したものは(谷川俊太郎:詩・武満 徹:曲・林 光:編曲)


林 光 指揮・ピアノ・編曲・お話
東京混声合唱団


2011年6月19日 かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール
東京混声合唱団創立55周年記念特別演奏会 ライヴ録音
FOCD9561/2 [2CD] 定価3,150円(税抜価格3,000円)


音楽家という枠に収まらないその独自な活動によって、現代日本の芸術文化を牽引した林 光(1931-2012)。本年1月5日の急逝は多方面にわたって大きな悲しみと衝撃を与え、その計り知れない業績と影響力をあらたに再認識することとなりました。
本作はいまだ記憶に新しい、東京混声合唱団(東混)創立55周年記念特別演奏会のライヴ録音です。プログラムは、東混の求めに応じて1964~80年に林によって編曲された「日本抒情歌曲集」全曲。たんねんに選曲され、原曲の魅力を損なわず、新しい光を当てられた日本の名曲たちが、林 光本人の弾き振りと、数々の作品を林に委嘱し演奏してきた東混の歌により、それぞれが一粒の宝石のような輝きを放ちます。演奏会当日の林 光の肉声(お話)も収録。


「『日本抒情歌曲集』は、共に30代だった岩城宏之との、忘れられないしごとの一つ。
そのもとには、ふたりがこのクニの作曲の先達たちの不朽のメロディーに寄せる畏敬の念がある。
もともと、岩城が振り、林が弾くというコンセプトではじまった曲集にもかかわらず、林が本番でどうしても間違えずに弾けない曲があり、岩城はそれを面白がって林とのコンサートには忘れずにその曲を入れるのだった。
編曲の手法はさまざまで、というより曲ごとに原曲にない楽しみを見つけようとした。」
林 光(ライナーノートより)