Artist_Data: ピックアップアーティストメッセージアーカイブ

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photo:TAKUMI JUN

1月11日に2ndアルバム「Moonlight」をリリースしたギタリスト、猪居亜美からメッセージが届きました!

「今回、2作目となるアルバム「Moonlight」をリリースしました。

前回のデビューアルバム「Black Star」を録音してから、次は全く違ったアルバムを製作してみたいと考えていました。

前作では現代曲を中心に、テクニカルな曲を取り上げましたが、今回は歌をテーマに、ロマン派時代の歌曲やオペラなどを取り上げてみました。

クラシックギターという楽器の幅広い表現力と可能性を、より多くの方々にお伝えできるような演奏家になりたいと考え、こうした全く違ったアルバムを製作することにしました。

自分の中でも大きな挑戦となった今回のアルバムを、より多くの方々に聴いていただきたいです。

そしてアルバム製作にあたり、ご尽力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。 ―猪居亜美」

猪居亜美 Profile

4歳より父、猪居信之に師事しギターを始める。6歳より勝間恵子氏にピアノ、ソルフェージュを師事。
新井伴典、福田進一、T.ミュラー=ペリング、M.ディラ、岩崎慎一、大萩康司、朴葵姫、各氏(受講順)のマスタークラス受講。2011年、NHK-FM名曲リサイタル出演。2012年より大阪音楽大学にて藤井敬吾、福田進一、両氏に師事。2016年、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。同年3月大阪音楽大学卒業、並びに最優秀賞受賞。第35回ギター音楽大賞グランプリ(第1位)、並びに大阪府知事杯受賞 。第2回台湾国際ギターコンクール第3位。

Discography

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2nd CD「Moonlight」

タレガ:椿姫の主題による幻想曲(レッキー版)
シューベルト(メルツ編):ギター独奏のための6つのシューベルト歌曲 より セレナーデ
ポンセ(セゴビア編):ソナタ・ロマンティカ「シューベルトを讃えて」
シューベルト(メルツ編):ギター独奏のための6つのシューベルト歌曲 より 郵便馬車
D.スカルラッティ(バルエコ編):ソナタ イ長調 K.208 L.238
レニャーニ:36のカプリスOp.20より 第25番 Andante grazioso、第27番 Allegro espressivo
ジュリアーニ:ロッシニアーナ 第5番 Op.123
メルツ:「吟遊詩人の調べ」Op.13より マルヴィーナへ
収録:2016年6月7-9日 相模湖交流センター
FOCD9737 定価¥2,700+税

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1st CD「Black Star」

サグレラス:はちすずめ
ドメニコーニ:コユンババ
シューベルト:涙の讃美 D711(メルツ 編)
レニャーニ:36のカプリスOp.20より 第7番
トゥリーナ:セヴィリアーナ Op.29(セゴヴィア改訂)
ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとり(ベーレント 校訂・編)
H.ヴィラ=ロボス:12のエチュードより 第7番
N.パガニーニ:24のカプリースOp.1より 第24番(福田進一 編)
A.ヒナステラ:ソナタ Op.47
収録:2014年12月17-19日 相模湖交流センター
FOCD9672 定価¥2,700+税

「Moonlight」PV公開中です!

++猪居亜美コンサート情報++

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猪居 謙 & 猪居亜美 ギター・ジョイントリサイタル

2017年2月17日(金)19:00開演

場所:GGサロン(東京)

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猪居亜美2nd「Moonlight」発売記念リサイタル

2017年2月25日(土)19:00開演

場所:吹田メイシアター 小ホール(大阪)

詳細はこちら

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                 photo:Hideo Kishimoto

ファーストアルバム「Zephyr - そよ風」をリリースしたヴァイオリニスト、大森潤子からメッセージが届きました!

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フバイの「そよ風」を初めて聴いたのは、小学生の頃。その楽譜を手にできたのは、十数年後のパリの楽譜屋で、でした。
中学時代にFMラジオから流れてきた、ヴュータンの「アメリカの思い出」の楽譜にようやく出会えたのも、同じ頃。ブリュッセルで見付けた時には、大感激。

私がパリに留学したのは、コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽院。以下、通称のコンバトと表記)創立200周年という記念の年でした。入学してすぐに出演させていただいた200周年記念演奏会シリーズの立派な冊子に、ヴァイオリンを習う子にはおなじみの「ガヴォット」の作曲者、ゴセックの肖像画を発見。ゴセックがフランス音楽史上の重要人物だったことを、その時知りました。

ゴセック.jpeg
Gossec(1734-1829)

在学中は、教会や一般のご家庭のサロンでも、よく演奏させていただきました。子供たちが音楽に、また演奏家に親しんでいく姿に接して、日本でもこの経験が生かせないか?という思いを強くしたことが、帰国後の(一財)地域創造のアーティストとしての活動に繋がりました。
アウトリーチ活動の中でも私が最も力を入れてきた、学校の音楽室を舞台とした演奏において、常に心掛けてきたのは、自分が幼少時にわくわくして聴いた曲、心を動かされた曲を子供たちに目の前で聴いてもらうことです。
サラサーテ、ヴィエニャフスキ、ヴュータン、クライスラー...コンバトに足跡を残した、私の大好きな歴史上の名ヴァイオリニストたちの作品を、各地で演奏してきました。

584_2.jpgのサムネール画像
                 photo:Naoko Ogura


CDを作るにあたり、大家によって弾き継がれてきた、名曲中の名曲ばかりでプログラムを構成することに躊躇もしましたが、パリから帰国して15年という節目に、この度、思い切ってレコーディングさせていただきました。
私の演奏でこれらのヴァイオリン曲に親しみを感じていただけたなら、是非、次に、歴史的名人による演奏(録音)を聴くためのきっかけにしていただきたいと願いつつ...。

この一枚に至る今日まで、サポートしていただきました全ての方々に、心より感謝いたします。
ひとりでも多くのみなさまに、お聴きいただけましたら幸いです。
大森潤子(ヴァイオリニスト)


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〈大森潤子 演奏会情報〉

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(クリックすると画像が大きくなります)

デビュー15周年 CDZephyr - そよ風」発売記念
大森潤子 ヴァイオリン リサイタル
ピアノ 中島由紀

W.A.モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 K.301
C.フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調
F.クライスラー:コレルリの主題による変奏曲
F.シューベルト=ウィルヘルミ:アヴェ・マリア
N.パガニーニ:カンパネラ
H.ヴィエニャフスキ:モスクワの想い出
J.フバイ:そよ風
M.ラヴェル:ツィガーヌ

〈札幌公演〉
2015年9月15日(火)19時開演(18時30分開場)
全自由席 一般3,500円/学生2,000円

お問合せ:平和ステージ・オフィス 011-665-0675
チケットお取扱い:Kitaraチケットセンター 011-520-1234
        大丸プレイガイド 011-221-3900
        道新プレイガイド 011-241-3871
        教文プレイガイド 011-271-3355

〈東京公演〉
2015年10月9日(金)19時開演(18時30分開場)
全自由席 一般4,000円/学生2,500円

コンサートマネジメント:ミリオンコンサート協会 03-3501-5638
チケットお取扱い:イープラス
        CNプレイガイド 0570-08-9990
        東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

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(その他の演奏予定)
2015年7月5日 城南公民館(長野県上田市) 14時開演(13時30分開場)
お問合せ:サントミューゼ 0268-27-2000

2015年9月7日(月) フコク生命チャリティコンサート 大宮ソニックシティ 小ホール
    9月27日(日) 地域ふれあいコンサート 上田市西部公民館(お問合せ:サントミューゼ
       10月7日(水) リサイタル 上田市交流文化芸術センターサントミューゼ 小ホール
       10月23日(金) おでかけアリオスガラ・コンサート Vol.6 いわき芸術文化交流館アリオス 小ホール
 
みなさまふるってお越し下さい!

大森潤子ファーストアルバム「Zephyr - そよ風」詳細はこちら

6月26日に「フルート・メッセージズ・フロム・ヨーコ」をリリースしました国際的フルーティスト、大和田葉子からのメッセージです!

 

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Photo:Chikao Todoroki

Dress:Kei Katsura

 

新リリースに向けてひとこと

   日米桜樹寄贈100年記念年(2012年)の4月13日(金)午後12:10、伊藤若冲展の行われたワシントンD.C.ナショナルギャラリーオブアーツで、私は、非常に重要な演奏の機会を頂きました。帰国後、静寂の中に繰り広げられた音空間の成功が、故人となった恩師や共演者の方々の長年のご献身、ご努力、愛情、そして継続を可能にして下さった方々の大きな見守りの御蔭であることに気づかされました。

  これを機に、改めて深い感謝と、3・11の災害で失ってしまった私の過去の記録も甦らせるため、FLUTE MESSAGE FROM YOKOのシリーズを英訳も付してまとめて再リリースすることとしました。 また、この特別演奏当日、会場で心温まる友好スピーチもして下さった藤崎駐米大使(当時)、この催しを企画され実現に至るまで多大なるご支援を下さった東芝アメリカ社藤井会長(当時)、アッカート・ワシントン・ナショナルギャラリー音楽部門長と関在米日本大使館広報文化センター所長には重ねてここに謝辞を呈します。

この成功とこれまでの仕事の集大成のひとつであるこの新CDセットを、世界のフルート音楽史、演奏史と録音史に捧げつつ、他でも無い、皆様愛好家の元にお届けできますことを、この上無い喜びと感じております。 

 大和田葉子

 

 

A Few Words ... on the New Release of My CD

 On April 13, 2012, Friday,12:10 pm, I was blessed with the opportunity to realize an extremely significant performance commemorating the centennial donation of the Japanese cherry trees to the US in Washington, D.C., coupled with the special exhibition of Ito Jakuchu, the extraordinarily gifted Japanese painter of the mid-Edo period at the National Gallery of Art. It was only after I returned to Japan that I realized that I owed the success of spreading my sound of space in the serenity of the gallery to the dedication, efforts, devotion of my past teachers and co-performers, many of whom have passed away, and to the fact that many people who have watched over me, in making it possible for me to continue my work.

I decided to release this CD as a token of deep appreciation and requiem to all my teachers and those who have performed with me in this recording whom I deeply honor and love. It is also a symbol of regenerating my past which I lost in the disaster of March 11, 2011, this time complete with English translations.
I would also like to express my sincerest appreciation to former Ambassador Fujisaki, who made a most heart-warming speech for this concert; TOSHIBA America, former CEO Mr.Fujii; Mr. Ackert, Head of the Music Department of the National Gallery; and Ms.Seki, Director of the Japan Information and Culture Center, Embassy of Japan, Washington,D.C. who all supported me tremendously.

Yoko Owada

 

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大和田葉子「フルート・メッセージズ・フロム・ヨーコ」ご予約はこちらからどうぞ!

昨年1220日に、ニューアルバム「モンポウ 前奏曲 プーランク 夜想曲」をリリースしたピアニスト、下山静香からのメッセージです!

 

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(C)Tsunao Sakaguchi 

 

「ソノリテ」の世界に私をいざなってくれたのは、ドビュッシーでした。それまで触れていた音楽とはまったく異なる質感の響きを、ピアノから引きだすことに夢中になった日々・・・。


そして、しばらくのちに出会ったモンポウが、また新しい「響き」を教えてくれました。非常に繊細、内的でありながら、光を志向し、常に"開かれている"不思議な音に魅せられた私は、気づけば演奏会のプログラムにモンポウを入れることが多くなっていたのでした。


今回、「モンポウ没後25年」という記念年に、演奏会ではまとめて弾く機会がなかった《前奏曲》全12曲を収録させていただくことになりました。でも、アマノジャクな私のこと、「モンポウだけを集めたアルバムにするのではなく、なにか自分らしい組み合わせができないかしら?」そう漠然と考えていたところ、ある方が発した何気ないひと言が新鮮でした。


「それならぜひ、あなたにはプーランクを弾いてほしい」―― 言われてみれば、確かに2人はお互いを音楽家として尊敬しあっていたし、共通点も少なくない。おもしろいかもしれない、と、いつものように直感で決めてしまいました。


冒険にも思えたこの組み合わせが、実は絶妙のマリアージュだったことがわかったのは、収録を終えたときでした。このアルバムを手に取ってくださった方々に、そのあたりも楽しんでいただけたら、このうえない幸せです。
そして、モンポウの「ひと」と「音楽」へのいっぱいの愛を、わたしたちに惜しげなく分け与えてくださった、夫人の故カルメン・ブラーボ女史に ――
感謝を込めて、このアルバムを捧げたいと思います。
                                          下山 静香

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下山静香ニューアルバム「モンポウ 前奏曲 プーランク 夜想曲」

ご注文はこちらから!

 

下山静香オフィシャル・ウェブサイトZARABANDA

http://www.h7.dion.ne.jp/~shizupf

ブログ http://ameblo.jp/shizukamusica/

Facebook https://www.facebook.com/shizuka.shimoyama.9

 

 

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 初めてのCD録音から早くも半年が経とうとしています。毎日こうも寒いと、息をするのも億劫になるくらいだった昨年の猛暑をまるで幻のように感じる事がありますが、今この文章を書きながら出来上がったCDを聴いていると、その暑さの中毎日楽譜と向き合い、色々と考え続けた夏の記憶が確かに甦ります。

 元々は「一度自分自身の演奏を客観的に見つめ直したい」という強い思い・興味があり取り組ませていただいた今回の録音ですが、1枚のCDへの準備そして録音を通し、これほど沢山の事を学べるのか、という驚きが録音直後の正直な気持ちでした。若い時の演奏を残す事の是非はありますが、今回のセッションを通し、音楽の新しい可能性を見させていただいたのは間違いありません。今この時期にそのような素晴らしい機会をいただけたのは本当に幸運でしたし、貴重な経験となりました。心より感謝しています。

 今もう一度録音を聴き直してみると、そこには確かに2010年9月の僕自身―それは8月でも10月でもなく9月の僕―が映っているように思います。CDというのはある種の完成品ですから、その時期に自分が考えていた事全てが注ぎ込まれているはずです。だからもし今録音し直したら、全く違う演奏になっているかもしれない。30年後に録音したら、その時はまた考えが戻っていて、ほとんど今回と似た演奏になるかもしれない。そのように、常に考えが移ろっていくからこそ、同じ作品を何度でも演奏したくなる訳で、特に今回録音させていただいたシューマンの≪幻想曲≫をはじめとする素晴らしい作品群は、そういった「試行錯誤」をずっと繰り返していきたい、と思えます。

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 若きシューマンが伝統と自我の間で揺れ動き、最後には彼なりの結論を出し新たな世界へ羽ばたいていく、様々な感情が目まぐるしく交差する大曲≪幻想曲≫。そこに引用された2つのベートーヴェン作品...CDのタイトルにもなっている≪遙かなる恋人に寄す≫は≪幻想曲≫の中で最後に種明かし的に引用され、1つのキーワードとなる作品かもしれません。遠く離れてしまった恋人に宛てた6編の詩に彼が付けた曲は、内向的で愛情に溢れた温かな音楽でした。もう1曲、今度はひっそりと引用される交響曲第7番を基にしたシューマン初期の変奏曲は、彼の想像力が迸る隠れた名曲です。今回はこのCDのために変奏曲の構成を組み直しました。
 そしてシューマンの歌曲2曲では、彼のロマン的感覚がどこまでも自由に飛翔します。それらの歌曲を編曲したのは、他でもない≪幻想曲≫を献呈されたリスト。
 偉大な作曲家達の、時を超えた対話をお楽しみいただけたら幸いです。

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北村 朋幹

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